婦人科検診について
子宮頸がん検診の事業変更に伴い、無料検診クーポンの配布が縮小されました。
具体的には、以前20~40歳まで5年毎に配布されていた無料クーポンが、現在は20歳の方と40歳の方にのみ配布されています。
今後検診補助がどんどん削減される可能性があります。
ぜひこの機会にクーポン券を利用しましょう。
細胞の検査です。
自治体のクーポン券や無料券をお持ちの方は受付時に提出ください。
異常が見つかった場合は、コルポスコピー検査でさらに詳しく調べます。
子宮がんには子宮の入り口にできる「子宮頸がん」と子宮の奥にできる「子宮体がん」があります。このうち「子宮頸がん」は20〜30歳代の女性に多く、HPVというウィルスの感染が原因ですのでウィルス感染の早期発見をすることで早めに対策を立てることができます。
先日、我が国でも子宮頸がんの予防ワクチンが正式承認されました。
子宮頸がんは「予防できる」がんなのです。
子宮頸がん予防ワクチンは、発がん性HPVの中でも特に子宮頸がんの原因として最も多く報告されているHPVの感染を防ぐワクチンで、海外ではすでに100カ国以上で使用されています。感染を防ぐために3回のワクチン接種で、発がん性HPVの感染から長期にわたってからだを守ることが可能です。しかし、このワクチンは、すでに今感染しているHPVを排除したり、子宮頸部の前がん病変やがん細胞を治す効果はなく、あくまで接種後のHPV感染を防ぐものです。
子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣の腫れの有無などをみます。
不正出血や子宮内膜の肥厚などが疑われた時に行います。